社長インタビュー

ジイエムシーヒルストン 沼澤社長インタビュー

ジイエムシーヒルストン について教えてください。

シャフトモーターの専業メーカーとして、1991年、山形県最上町にて設立いたしました。
事業内容は、シャフトモーターの製造販売が8割を占めます。
その他にシャフトモータを使用したユニット、ステージを取り扱っています。

創業者が同町の出身で、地元に雇用の場を設けたいという思いだったそうです。
現在は社員の9割が町内居住者で、地元に貢献できているのかなと思います。

当社のシャフトモーターの特長は、円柱シャフト型のリニアモーターであることから磁束(磁力)を360度無駄なく活用することが出来る非常に効率の良いモーターです。
また、コアレス構造の為コギングが無く非常に滑らかな動きをします。
コアレス・コギングレスを活かす分野として、非常に高い精度や等速性を求められる検査装置や金属加工機、半導体製造装置関係などにお使い頂いている他ご使用分野は多岐に広がっています。
更に、可動子とシャフトが非接触なことから接触による摩耗が無く長期間に渡ってご使用頂くことが可能となっています。

沼澤社長についてお聞かせください。

当社へは、2002年に中途入社いたしました。
当時は社員も10名いるかどうかぐらいの規模でして、今以上に小さい会社でした。
入社後は、シャフトモーターの製造全般に携ってまいりました。
前職の会社がジイエムシーヒルストンと取引がありまして、その縁で入社いたしました。
社長に就任したのは、2018年からです。
当社はメーカーとして製造開発が主体の会社であり、今後製造開発部門に注力していくため代表のバトンを引き継ぎました。

社長になられて大変なこと、また意識している点をお聞かせください。

今までは製造ひとすじで、製造のことだけを考えていればよかったのですが社長となるとそうはいきません。
まず会社にとってどうなのか、そういった事を意識しています。

座右の銘はありますか?

昔、祖父が言っていた言葉を時々思い出します。
山形弁で「いいが、おべったふり もったふりじゃするもんじゃねえぞ」というのですが、
良いフリするな、自分の能力以上に調子に乗ることが無いように気をつけなさいというような意味です。

時折、自分の身の丈を思い浮かべながら、自分ひとりでここまで来られたわけではない。
回りの支えと助けがあって今の自分があるのだということを自覚しなければいけないと思っています。
自分の出来ること、協力してもらうこと、そういったところを意識しながら仕事をしています。

今後GHCをどのような会社にしていきたいですか?

現在のところ、シャフトモーターの製造・販売が中心ですが、今後はシャフトモーター以外にも新たなチャレンジを続けていきます。

大きな目標は、
社員が働いてよかったと思える。
株主の方が投資してよかったと思える。
お客様が使ってよかったと思える。
会社と製品にしていきたいです。

シャフトモーターの展望はどうお考えですか?

シャフトモーターは構造が単純でとても優れたモータです。
お客様のニーズにマッチした時、最大限の性能を発揮できると思います。
これからも製造設備はより高精度化してゆきますし、そのニーズにマッチする製品だと思います。

最後に沼澤社長の休日のリフレッシュ法をお聞かせください。

自宅は新庄市内にあり、家族と猫一匹と暮らしています。
実家はもともと米農家をやっていて、農作業が趣味です。
あきたこまち、はえぬきを作っています。
また、畑でじゃがいも、さつまいも、さといも、トマト、ピーマンなど何種類かも作っています。
週末は農作業に向き合うことで、リフレッシュできていますね。

ありがとうございました。